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NOOLIO - SIDE.C CLASSICS VOL.5
¥1,320
Noolioによる『Side C. Classics』シリーズの5番。 とにかく最高、聴いてください。 我が家はこのシリーズにどっぷりです!
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(SALE)Thee Marloes Limited Official Tee 2024
¥2,500
SOLD OUT
インドネシア、スラバヤから宮田信さん経由で到着。間違いなく今年最高峰のアルバム『ペラック』の発売に併せて制作されたリミテッド・Tシャツ。ハンドメイドのプリント、厚手の生地、そして各サイズの寸法もしっかりこだわったもの。来日前に是非入手を。各サイズ少数のみの入荷。音楽同様にこのTシャツのデザイン、カラーリング、質感からもインドネシアからの風が漂ってくるような気がします。 color:greenのみ size:M/L/XL サイズ(cm) M : 身丈69/身巾56 L : 身丈73/身巾59 XL: 身丈76/身巾62 ※全ておおよその値です。若干の誤差はご了承ください。 (店主174cmでXL着用)
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ジ・マーローズ 『ぺラック』(限定カラー盤LP) THEE MARLOES "PERAK"
¥5,445
SOLD OUT
甘いフィメールVo.+極上のメロウ&グルーヴィー・サウンド! 1stシングルは速攻でソールドアウト! ボビー・オローサ、ブレインストーリーに続く人気ビッグ・クラウンが贈るインドネシア発衝撃のR&B、話題必至の3人組。 インドネシア第2都市スラバヤから登場!ノラ・ジョーンズの新作をプロデュースするレオン・マイケルズ率いるBIG CROWN RECORDSが大プッシュする大注目の新世代R&Bグループ3人組。世界中のソウル・ファン&DJを虜にした1stシングル「ミッドナイト・ホットライン」ももちろん収録。丁寧且つ魂を込めて作られたサウンドは極上の味わい! 初回オーダー分にはアーティスト・オリジナル・ステッカーを封入!
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ジ・ハート・トーンズ 『フォーエヴァー&エヴァー』(通常黒盤LP)
¥5,170
ボビー・オローサ、ブレインストーリー、ジ・マーローズに続く人気ビッグ・クラウンから登場。 チカーノ/ローライダー・オールディーズの伝統を継承する若きR&Bグループ。 プロデュースはノラ・ジョーンズの最新作も手掛けた鬼才、リオン・マイケルズ!大注目盤! ロサンゼルスの南西部にあるホーソーンの高校で出会った若き6人。いつもウクレレを抱えてコーラス隊に参加していた女性歌手、ジャスミン・アルバラードが、新しいバンドを結成しようとしていたリッキー・セレーソ(Key)に歌詞を提供。既にバンド活動(へヴィメタルを演奏していた)をしていた4人にリッキーが声をかけて、6名はリハーサルで初めて顔を合わせた。オリジナルの「ドント・テイク・ミー・アズ・ア・フール」を演奏した瞬間、メンバーは鳥肌がたったという。バリオ・オールディーズをいつも聴いていたリッキーの父親に聴かせたら太鼓判を押され、ジ・ハート・トーンズが誕生した。 ジャスミンは19歳、一番年上のホルヘ(ds)が21歳。そんな年齢を感じさせないいぶし銀のサウンドは、バリオ音楽の美学を100%継承している証。「LAで育つと、街やアートワーク、音楽に影響を受けるんだ」とリッキーは言う。「父はローライダーを所有していなかったが、家族の他のメンバーは所有していた。インパラにエルカミーノ。僕は文化、特にチカーノ文化に影響を受けた。オールディーズやソウル・ミュージックも大きな役割を果たした」スタイル、文化、過去への敬意。「それこそが私たちの目指しているもの。若いチカーノを彼らの伝統と結びつけたい。そして、老いも若きも、人々を結び付けたいのさ」(レーベル資料より)レオン・マイケルズ、録音を担当したトーマス・ブレネック、ブレインストーリーのケヴィンなども録音に参加。チカーノ・ソウル好き、R&Bファンはマストのオススメ盤。 帯・解説(アーティスト・インタビュー)・歌詞対訳付輸入盤 <収録曲> 1. フォーエヴァー&エヴァー 2. ドント・テイク・ミー・アズ・ア・フール 3. サムバディ・プリーズ 4. ノー・ロンガー・マイン 5. サボール・ア・ミ 6. シュッド・アイ・コール・ユー・トゥナイト 7. クライ・マイ・ティアーズ・アウェイ 8. ニード・サムシング・モア 9. ホエン・アイ・メット・ユー 10. ハイウェイ・オブ・ラヴ 11. ホールディング・オン 12. イッツ・タイム
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Tokiyo Ooto × orhythmo 『If All The World Were Paper』(CD)
¥1,500
トキヨちゃんとショウヘイさん。MV観て一発でヤられて、トキヨちゃんに即オーダーメールするもきちんと送信できておらず、連絡が途絶えるも、なんとトキヨちゃん自らタラウマラに持ってきてくれました。メール届いてないのに!以心伝心やん。お盆になぞらえて例えるなら精霊たちの奏でる音楽のよう。子育て真っ只中の身としては、おふたりの作品のなかでも一番と言っても過言ではないほど沁みました。デザインは”PATSATSHIT”でお馴染み呉松慶吾。 -以下info- Release: August 24th, 202 1. Goosey, Goosey Gander 2. Little Boy Blue 3. Hey Diddle, Diddle 4. If All The World Were Paper 5. There Was An Old Woman Who Lived In A Shoe Tokiyo Ootoとorhythmoによるコンセプトアルバム。 18世紀後半から親、その子供へと歌い継がれてきたNursery Rhymeをダークな視点でアレンジした、一発録音全5曲。 レコーディング・ミックス・マスタリングは須田一平(LM Studio)が担当。 Recorded in 2024 at L.M Studio, Osaka, Japan Recorded, Mixed, and mastered by Ippei Suda Album Artwork by Mai Takahashi Album Design by Keigo Kurematsu A concept album by Tokiyo Ooto and orhythmo. Five songs, all recorded in one take, are dark arrangements of Nursery Rhymes, which have been passed down from parents to their children since the late 18th century. Recorded, mixed and mastered by Suda Ippei (LM Studio).
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キングジョー / EVERYDAY LOVE (ZINE)
¥1,500
SOLD OUT
Format : ZINE NEW 一冊のみデッドストック確保!(2024.3.6) この数年、SNSや紙・ネット媒体で発表したりしなかったりしたテキストが結構な量になったので「(備忘録も兼ねて)いっちょまとめてみますか」と思い、タラウマラで働く友人のマリヲに御願いしてジンにしてもらいました。その経緯は本書あとがきをお読み下さい。 かねてより、イベントやSNSで、歳下の人相手に聞かれてもないのに武勇伝めいた昔話や、誰も興味の無い自分語りをするくらいなら貝のように堅く口を閉ざすほうがいい。日頃からそう心がけてはいるのですが、やはり「5分だけでもいいからおれの話を聞いてよ」という気持ちはあるもので、本書では自分の体験談を沢山載せてます。 離婚直後に引越屋さんから励まされる話、駅のゴミ箱でジャンプ拾ったら浮浪者に怒鳴られた話、淀屋橋の公衆便所で感じた恐怖、街角で出会ったストレンジ・パーソンたち、地下鉄で見かけた泣いてる女性、新しい部署で訓示を垂れる上司の背後から聞こえてくる「CAPTAIN OF THE SHIP」(長渕剛)、DJセットリスト、ふたりのケンケン、「愛は勝つ」を聴いて勝ち負けを放棄するDJキングジョー、ヤフオク出品デビュー、何もしなかった日の日記・・・。 また、映画レビューも『シークレット・サンシャイン』『おじさん天国』『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』『クローズZERO』『GO GO 70s』『天使のはらわた 赤い教室』『ベルフラワー』『地獄』ほか、「その時に観たいと思ったもの」を基準に書いてます。 ロックならボ・ディドリー追悼文、ローリング・ストーンズ海賊盤ディスクレビュー、サンハウス再結成ライブレポート、内田裕也フリーライブレポート、DJイベントの思い出などなど。 また、本書が「EVERYDAY LOVE」というタイトルになった由来も前後編に分けてネッコリ書いてます。 役に立たない話ばかりですが、このギスギスした世の中を少しでも機嫌良く生きるヒント、もしくは反面教師になれれば本望です。 よろしく御願いします。 (キングジョー) A5判102ページ、1,500円(税込) 表紙写真:倉科直弘 発行:タラウマラ
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小指 / 宇宙人の部屋
¥1,650
SOLD OUT
2023年にリリースされた新刊では、個人的にダントツのベストでした。数年前に「宇宙人の食卓」に出会ってから小指さんの大ファンで、エッセイ、漫画、ドローイング、紀行本、音楽と追いかけ続けていますが断言します。本作こそが現時点での彼女の最高到達地点です。才能とひとことで言うのは容易いですが、真に地べたを這いずっている人の文章に触れて肌が粟立つ感覚を覚えた方が賢明です。質感は異なりますがシモーヌ・ヴェイユや武田百合子の正統的(≒異端的)後継者にして、更に向こう側の宇宙を予感させてくれる最高の一冊。偉そうな言い方ですが、これは僕が誰よりも売らなきゃ嘘でしょ!って思うています笑。「あとがき」の最後の一行に至るまで一切の妥協なし! 以下、infoをご参照ください。 自分たちとアルコール依存症の17年間と、 私の共依存症と回復の記録。 『宇宙人の部屋』 発行者 都築響一 編集 ROADSIDERS 価格 税込1650円 文庫本 320P 《なぜか付き合う男が、全員アル中だった…》で始まる、過去に出した同人誌・宇宙人の食卓の"その後"の話。 偏食のKと奔放過ぎるA、そして「自分が彼らを助けなきゃ」と必死になっていた共依存症者の私が、全員で嗜癖の渦中から抜け出そうと生きた記録。 ------------ わたしが恋したひと、一緒に起きて寝て人生を共にしてきたふたりは宇宙人だった。空の上にある無限の暗闇ではなくて、酒瓶の底にある淀んだ宇宙の住人だった。素面だと道端の老犬のように静かに優しいのに、一滴のアルコールで彼らは制御不能な獣に変身した。そして20代のほとんどを獣の世話に明け暮れたわたしも、酒に依存する人間に依存しながら、状況を好転させるどころか彼らの人生をよけい悪化させているだけなことに、ある日気づいてしまった。 アーティスト“小指”がいま初めて綴る、傷だらけの日々の記録。生きることに不器用な、3つの魂がひとかたまりになって坂を転げ落ちていく先に底はあるだろうか。明るい陽の差す出口は見えるだろうか。 (都築響一) ------------ 『宇宙人の部屋』 1. 全国のアル中に苦しまされてる皆様へ 2. Kのこと 3. Aのこと 4. 私のこと 5. Kの平屋物語 6. 回想 7. どうにもできないこと 8. 自助グループへ行ってみた 9. イネイブリング 10. A、自助グループへ 11. 脱落 12. 家族会 13. 記憶の中の部屋 14. 白髪の天使 15. 宇宙人の仕事 16. 路上生活者の深田さん 17. 大怪我 18. 後日談 19. 精神衛生福祉士 20. 目指せ!楽園ネズミ化計画 21. 断酒病院 22. スリップ 23. 断酒ポイントカード 24. 手紙 25. 共依存と赦し 26. あとがき
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安田 謙一 / 神戸、書いてどうなるのか (ちくま文庫)
¥968
当店レコメンド編集者・和久田善彦本コーナーに新たな一冊が加わりました。2015年にぴあ社から刊行された名作(当店のお客様にも愛読者多数あり)が、ちくま文庫からリボーンです。本編の素晴らしさは言わずもがなですが、本書の魅力はトーフビーツ氏が解説でも取り上げている安田さんご本人の言葉「神戸の人はカッコ良いわけじゃないねんけど、カッコ悪いことが嫌いなんちゃうかな」というひと言に集約されている気がします。カッコ悪いことが嫌いなオトナたちが時を超えて再編した超絶カッコ良い本です。 (以下info) 店、人、乗り物、風景、歌、映画、小説、極私的記憶…… 108のエッセイで語る、神戸にまつわるエトセトラ。 文庫版解説をtofubeats、カバーイラストを坂本慎太郎が担当。 神戸。海と山に挟まれたその街には、食堂、酒場、喫茶店、レコード店、書店、映画館、商店街、銭湯など人々に愛される場所があり、その街についての素晴らしい本や歌があり、著者の大切な思い出がある。108のエッセイで語る、ひとつの街の暮らしと記憶。「私が愛した神戸の多くのものは姿を消したけれど、神戸が面白くなくなったとは言わない」。写真・イラストマップも収録。 【目次】 第一章 食べたり吞んだり、神戸 第二章 ぶらぶら歩く、神戸 第三章 神戸を読む、観る、聴く、買う 第四章 神戸の記憶 第五章 神戸育ちのてぃーんずぶるーす 暴力戦士 西東三鬼――単行本版あとがきにかえて 神戸、そして――文庫版あとがきにかえて 解説 「神戸、書いてどうなるのか」について書いてどうなるのか tofubeats 写真/永田収 イラスト/山内庸資 カバーイラスト/坂本慎太郎 デザイン/中村道高(tetome)
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Make Some Trips! vol.2
¥1,000
Make Some Trips! vol.2 所謂独立系書店が盛り上がる昨今ですが、僕が心から尊敬できるお店はそう多くはない。やはり「何を置くか」よりも「何を置かないか」に拘りを感じさせてくれるお店が好きだ。「何でもある」は寧ろ「何もない」と同義だと思うし、コンプリートはコレクターのセンスの欠如を如実に露呈していまいかねない。そして何よりも店主がきちんと作品を読み、吟味しているお店が好きだ。大阪のLVDB booksやつくばのpeople bookstore、そして本書の発行を手がける代田橋のbackpack books を僕は信頼している。本書は正しくZINEであろうとする。極めて堂々と清々しくZINEなのだ。その先に商業出版も権威も見据えていない。何処にでもある街の、市井の、名もなきものたちの言葉だけが印字されている。それだけでも胸がすく。言うまでもなく内容も素晴らしい。何処にでもある、但し、それぞれがそれぞれに固有の旅の記憶。冒頭の「はじめに」で明記されていることだけれど、宮里氏は店を経営すること自体も「旅」と捉えている。言うなれば生きている限りはみんな旅人だと言うことだ。文学でもカルチャー誌でもなく、生粋のZINEを心からオススメします。 以下info バックパックブックスのお客さんたちと店主の各々の旅の話を詰め込んだZINE第二弾! ささやかで大切な旅の話をたくさん詰め込みました。 《Contents》 [はじめに] / 宮里祐人(バックパックブックス) [紀行] あおもりで見つけたもの / 室田夏海 1時間の旅とコーヒーとタバコ / Nari Going up the 沢田マンション / 菅原養史 ヒッチハイク旅の思い出/津田厚 フラッシュ・パラダイスゥ’23秋 / 桜樹イル 北海道からロシアをのぞむ / 宮里祐人(バックパックブックス) 釜山の桜は満開だった / 菅原祐樹(inch magazine) 旅が好きだ。 / ロボ宙 [インタビュー] 〜作家/ライター・駒沢敏器の足跡 語るに足る、ささやかな人生を追って〜 小説誌『きらら』での編集担当・稲垣伸寿氏に聞く [小説] 『父、ハニ丸、大村くん』 / アキヤママリナ(homie books) [旅を感じる本・音楽・映画・写真・食をPick Up! Let’s Get Lost!~寄り道のススメ~] エリアス・カネッティ『マラケシュの声- ある旅のあとの断想』/ 紹介者・徳安慧一 Jim Legxacy『homeless n*gga pop music』 / 紹介者・高久大輝 映画『ボーイズ・オン・ザ・サイド』 / 紹介者・Yutaka Nojima 車谷長吉『世界一周恐怖航海記』 / 紹介者・のすけ 石川真生 写真展『私に何ができるか』 / 紹介者・ayaaana バクラバ・トリップ / 紹介者・Bake Kimi [地元界隈] 青森 / 伊賀丈晃 [執筆者紹介] 《Data》 A5判変形/40ページ/2色/リソグラフ印刷
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speedometer. 「afterglow -残照- 」フォトブック
¥2,500
こちら編集者の和久田さんに教えて頂き、衝撃を受けた1冊が待望の初入荷。今年の8月にリリースされた、speedometer.こと高山純さんのフルアルバム「afterglow -残照-」と同時に発売された、フォトブック「afterglow -残照-」。奇しくも音源とテキストで構成される(価格も同じ!)ということもあって和久田さんが拙書「JAGUAR」と並べて紹介して下さっているのですが、自分で言うのも偉そうな話ですが、不思議と共鳴する何かがあります。怖いです、奇妙です、得体が知れないというのはなんと気色が悪く、そして心地よいのでしょう。どこからともなく降って湧いた言葉と音。2023年のベストな一冊でしょう。 以下infoご参照ください。 ここ数年撮りためた写真に、高山が大阪藤井寺市にて店主をつとめる古民家&古物「はじのさとアサノヤ(ASANOYA BOOKS)」の蔵にて発掘された落丁古書からサンプリングしたテキストで構成。アルバムコンセプトがビジュアライズされたイメージブックとなっています。巻末にアルバム音源のダウンロードコードが付属しますので、音源を聴きながらあわせてお楽しみいただけます。
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ERA, 仙人掌, B.D., MASS-HOLE - How Many
¥2,750
先日、横須賀からエリカさんが淡路まで来てくれて、改めてタラウマラのことを自転車屋だと思ったと伝えてくれたことが嬉しかった。祖父も親父も自転車屋だったのに僕が店を継ぐことはなかった。数々の如何わしいアルバイトを経てビル管理会社に辿り着き、何の因果か、いまこうして僕は自転車屋をやっている。この猛烈な夏の暑さでぶっ倒れそうになるけれど、自転車業務で汗をかくことは好きだ。タラウマラが自転車屋で良かったと自分自身いつも思う。この国にヒップホップが根付いてどれくらいだとか、日本語で韻を踏んだのは誰が最初だとか、誰と誰がどこでハスったとかそういうのとは無関係に彼らは紛うことなきラッパーだ。ショービジネスや犯罪とは絶妙な距離感で誰よりも切実にヒップホップを体現している。中指を立てることに嫌気を差した世代が手を握り、一枚のレコードを産んだ。廃墟ではなく、或いは煌びやかな酒場でもない、なんてことのない毎日の朝にこそ、この曲はよく似合う。寝ぼけた眼を擦りながら針を置いてほしい。WDsounds20年の歩み、その突端がここ。このフェンスは聴いた瞬間から飛び越えていかなきゃいけない。 -info- 街の物語を紹介する。物語の視点をHIP HOPはいつも与えてくれる。景色はその視点を通して、音楽を通して知恵となり世界へと広がって行く。そして常に共にある。SUMMER MADNESS&WINDER DOPENESS -夏でもあり、冬でもある。- ORIGINALとREMIXの収録されている意味。HEATなBEATとCOLDなBEAT。暗闇の中の光が回っていく。ERA、仙人掌、B.D.、MASS-HOLE。街そのものの持つ色。人の持つ感情。反射するビート。また浮かぶリリック。それはライムとフロー、始まりのアラーム。4者の描く街と時間の捉え方と吐き出し方は新たな命を世に産み出していく。DJ SCRATCH NICEのHEAT BEATの上。真逆の夜の世界を作り上げるGRADIS NICEによるREMIX。ORIGINALに刻み込まれたCRONOSFADERのSCRATCH。アウトロにはfebbのSHOUTが録音されている。JKTアートワークはディレクションは レーベルオーナー自身が行い、TEPPEI HORIの抉り取った街の写真を大胆に使用。12インチのレコードをプロダクトとして完璧なものにしている。 20年の節目にWDsoundsがリリースするTRUE JOINTが12インチ先行でリリース。REMIXは12インチのみの収録で配信は予定しておりません。 収録楽曲 A1. HOW MANY A2. HOW MANY (INSTRUMENTAL) B1. HOW MANY (GRADIS NICE REMIX) B2. HOW MANY (ACAPPELLA)
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なのるなもない x YAMAAN - 水月
¥2,200
降神の1st(手売りCDR版)を初めて聴いた時の衝撃は未だに忘れられない。間違いなく人生で最も再生した日本語ラップのCDのひとつだと思う。その後の彼らの活躍は多岐に渡り…。なのるなもないとYAMAANの相性の良さは自明のことであるが、本作に於いて両者の言葉と音の研ぎ澄まされ具合は聖域に達している。互いの生得領域が混ざり合い新たな調和を生み出し、「水月」としか形容できないハイブリッドミュージック(アンビエントR&Bとは似て非なるもの)を爆誕させている。なのるなもないのラップがこんなに聴きやすくなるなんて! ラッパー・スポークンワーズアーティストのなのるなもないと、プロデューサー・トラックメイカーのYAMAANが、初の共作アルバム「水月」をリリース。タイトルから想起されるように、しなやかで静的なムードも漂うトラックの上で、なのるなもないの小宇宙が展開する作品となった。なのるなもないとYAMAANの様々な側面が表現された8曲入りのアルバム。箱庭型に組み立てが出来る特殊ジャケット仕様。 なのるなもないは2002年頃から志人とのユニット「降神」として活動。日本語のヒップホップの言語表現の枠を大きく拡張してきた。ソロでは「melhentrips」「アカシャの唇」などの作品を発表し、日常の中にある小宇宙を詩的な感覚ですくいあげて、ラップやスポークンワーズという形で表現してきた。YAMAANは降神や多彩なアーティストが在籍するクルーTemple ATSのメンバーとして活動を開始。アンビエントやヒップホップ、ハウスなどを行き来しながら活動し、’20年に『幻想区域EP』を発表。’21年にはアンビエントとメンフィスラップにインスパイアされたCHIYORIとの共作「Mystic High」を発表した。なのるなもないとYAMAANは2005年の”melhentrips” 収録の“shermanship” をはじめとして多くの楽曲を生み出してきたが、今回が初の共作アルバムとなる。タイトルの「水月」から想起されるように、しなやかで静的なムードも漂うトラックの上で、なのるなもないの小宇宙が展開する作品となった。瑞々しいニューエイジアンビエント的なサウンドと真夏の白昼夢のようなリリックでアルバムの幕をあける『空よりも青く』や、躍動的なビートの上で生命や時間についての考察、死生観をも感じさせる詩が力強く歌われる『Beacon』。ディープハウストラックに官能的なリリックとスクラッチが心地よく刻まれる『優しくして』、不条理で暴力的な社会に対するリリックをトラップサウンドの上で綴った『Criminal Spirituals』など、なのるなもないとYAMAANの様々な側面が表現された8 曲入りのアルバムとなっている。アルバム中の2曲にはTemple ATSのメンバーでもあり、数々のDJバトルでも実績を残してきたDJ SHUNがスクラッチで参加。楽曲の世界観に呼応した音楽的でスキルフルなスクラッチを演奏してくれている。アルバムのオリジナルアートワークは尾道在住の画家、白水麻耶子。深い緑の森や水辺のような不思議な心地良さを持った絵画が「水月」の世界観を押し広げている。そしてオリジナルアートワークをもとにデザイナーTakara Ohashiがディレクションを担当。今回モノとしてリリースする面白さを大切にしたいという意向を汲み、箱庭型に組み立てが出来るジャケットを監修してくれた。本作は自主レーベル「studio melhentrips」からの記念すべき第一作。フィジカルはCD、デジタルはBandcamp、ストリーミングにて発表となる。 TRACK LIST : 1. 空よりも青く 2. Beacon 3. Bloom Rain 4. 優しくして (feat. DJ SHUN) 5. モールスコード 6. Criminal Spirituals 7. VIBLE (feat. DJ SHUN) 8. 物語をはじめよう
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EASTERN.P / Where to go
¥2,420
2024年7月24日発売 Price ¥2,420(Tax on) サンプルを聴かせてもらったときに「なんて涼しい作品なんだ」と驚いた。その涼しさは例えばDR. YEN LOやVDONのような冷たさとは違って、扇風機の風が心地良い瞬間をとらえたようなヒップホップ。こういう質感のアルバムを僕はあまり聴いたことがない。それはトラックもラップにも当てはまる。自分も色々と制作をするからわかるけど、EASTERN.Pはもちろんのこと、トラックを手がけたAIWABEATZ、AIWASTONE、t4t4 the monday、SEXY SAD I、SPRA、そして素晴らしいアートワークで冷気を添えたD.D.D、みんながきちんと同じ目線で手を動かさないことにはこういう作品は生まれない。Chiyori × Yamaanの名作”Mystic High”と併せて聴きたい逸品。〈Good Near Records〉謹製ということで、またしても僕がつくばに惹かれる要素が増えました。 以下info 1. Where to go 2. Southern Wind 3. Seeds for the future 4. By far feat. SPRA 5. Live my dream 6. Once in a blue moon 7. Ridin' High 8. Laura Nyro 9. New day New way 10. Outro Written, Rap by. EASTERN.P Beats by. #1 AIWABEATZ, #3 AIWASTONE, #4 t4t4 the monday, #5 SEXY SAD I, #2 #4 #6 #7 #8 #9 #10 SPRA Sound Engineering & Executive Produced by. SPRA Artwork by. D.D.D Recording & Mixing, Mastering at FREEHAND STUDIO of GOOD NEAR RECORDS (Amakubo-1 Tsukuba-City Ibaraki-Ken) Label GOOD NEAR 現場での経験とストリートでのリリースを着々と積み重ねてきた"EASTERN.P"待望のBrand New Full Album "Where to go"を彼の現在活動拠点である茨城つくば市のインディペンデントレーベル"GOOD NEAR"よりリリース。 レーベルを主催するSPRAが本作のExecutive Producerとして本作の舵取りとサウンドエンジニアを担当しつつ大半のトラックメイクを手掛ける。更にトラックを提供した布陣もAIWABEATZ, AIWASTONE, SEXY SAD I そして鹿児島よりt4t4 the mondayと幅広くもEASTERN.Pと信頼のおける繋がりを持つDOPEな布陣だ。 日常、感情、未来、過去、仲間、孤独、希望、絶望、冷静、情熱…目の前を静かにも激しく過ぎていく情景。熱を帯びたスピリットをクールにスピットする10トラックス。
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CE$ / Alwayth “About Time”
¥1,500
AlwaythからリリースされたBUSHMINDの”FIELD OF DREAMS”のオフィシャルレビューをDJ PATSAT名義で寄稿させてもらったのは僕のなかでとてもいい大きな出来事でした。あのCDはいまでも本当によく聴いている。そしてブッシュマに続くは信頼のこの人、CE$によるオールシーズン、全天候対応型の叙情のゆらめき。いやほんまこの人らどんだけ抽斗持ってんねん、というくらいにここ数年の彼が手がけたどのMIXとも異なる色合い。ずっと気持ちが良いし、中盤のディジーラスカルのトッピングが最高。色々と思うところがあって、今後は音源コーナーを縮小していこうと思うけれど、こういう普段からほんまにお世話になってる人の作品は積極的に入荷します。商売に私情を持ち込むのはどうなのかと思われるかもしれませんが、こんな小さな店で気持ちを大事にせんかったら、とっ散らかるだけですから。ま、当たり前ですけど、内容が良いことは大前提ですよ。
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COTTON DOPE - Marouder's Taproom
¥1,400
-info- Ska、Rocksteady、Soul、Hiphopを紡いだ日常と闘っている者を癒す極上のミックス。 Marouder’s Taproom。ここはCotton Dopeが作り出した架空の酒場。日々の闘いの労をねぎらい、猛者たちがグラスを傾ける。 血と汗と笑み。切れのいいラガーから漆黒のインペリアルスタウトまでと色々とりどりのビール。様々なジャンルの音楽がまるで杯を進めるようにスピーカーから次から次へと流れてくる。 ジャンルは違えど一曲一曲、強さと優しさが共通して宿っており、Cotton Dopeの人間性が選曲を通して浮かび上がる。 痛みと葛藤を背負っているからこそ表現できる優しさ。そんな感じのミックスです。 -Sonny Schmitz COMMENT: あなたが聞いているmixcdにはどんな展開がある? 例えば飲み屋からclubへとBPMで繋ぎ合わせたようなsmoothなmixであったり、生ぬるいmoodを切り裂くようなscratchであったり、強引に手を引っ張り、始発に急ぐようなcut inであったり。。。 俺が今作、cottondope氏のmixcdで感じた展開とは「間」である。まるで暗転のような曲と曲の「間」から零れ落ちるヒスノイズ。 でも、よく聞いてみて。その「間」からclubでの馴染みの会話や久しぶりに会うmymanとのグラスを重ねる音、常連同志の喧嘩も聞こえるから。 そして、氏はいつも予想もつかないロマンスを詰め込んでくれるから。レーベルWDsoundsだっていつもそうだろ? あえて、midnightmealからcottondope氏のmixがでるってのも粋だね。 -MASS-HOLE mix by COTTON DOPE mastering by SENNA artwork by daiche PROFILE: COTTON DOPE : HARD CORE PUNK / HIP HOPを中心に作品をリリースするインディペンデント・レコード・レーベル/プロモーション・カンパニー、WDsoundsをRUN。文章業としてはアーティストのオフィシャル・プロフィールやレビュー、コラム ( OLLIE MAGAZINE「BLUE YES BLUE」 ELE-KING「COTTON DOPEの手記」)、インタヴュー等を不定期に執筆。 のびのびとセレクトもやらせていただいております。 http://cottondope.tumblr.com/
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KEITA / 大浴場
¥1,320
Format:CD(MIX CD) NEW 大浴場:MIX CD 選曲:ケイタ 客演:ジャンボラッカー ブギ丸 チプルソ 調整:リョウスケ コサカ 絵:ランプ 大浴場とは良く付けたタイトルなもので、まさに音楽にヒタヒタに浸る素敵時間が再生ボタンを押した瞬間から始まります。しっかり仕事をしようとする前は危険!いかに肩を張って生活してるのか、そんなことをふと気付かされたり。本当のディガーは先入観などなく、新旧素晴らしい音楽を手に取って、素晴らしいメッセージを僕たちに届けてくれる。血反吐を吐くような道程を経て、やはり音楽は素晴らしい!と気持ちよく言いきれることは、稀有なDJ のプレイを聴いた後に訪れる貴重な体験。彼を良く知る人も、良く知らない人も、このミックスから滲み出る、根底に流れる途方もない優しさがどこから来ているのか、想いを馳せることと信じています。良いものは、良いってことです。愛に背けば、孤独に落ちていく。アイタルヤーマン!
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KEITA / 湯船
¥1,650
ずっと浮いていたい国産ダブ特集!その名は「湯船」 かつては10インチレコードとのセット販売オンリーのCDでしたが、僕が気に入りすぎているので今回は単品で入荷しました。湯煙のようなインストがメインのほんまに気持ちええMIXです。我が子も大好き!
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SHOKO & THE AKILLA / SHOKO & THE AKILLA(CD)
¥2,750
2023.4.23にSocorro factoryで開催されるユウト君のパーティ「BLOWIN’ IN THE WIND」に併せて大名盤が初入荷です。未聴の方はこのタイミングでぜひとも聴いてください。 以下INFOより: コアな音楽ファンの間で噂を呼んでいる湘南出身のシンガーソングライターShokoとギタリストAkillaによるオーセンテック・デュオ、Shoko & TheAkilla。2019年秋頃より楽曲制作をスタート。ドラムと鍵盤に森俊也(Matt Sounds、KODAMA AND THE DUBSTATION BAND)、ベースに大林亮三(SANABAGUN.、RYOZO BAND)、鍵盤に林祐輔(ゆうやけしはす)からなるバンドを編成。思い出野郎Aチームより、トランペットに高橋一、トロンボーンに山入端祥太をゲストに迎えてレコーディングを敢行した。今年3月に先行シングルとして配信&7インチレコード(即日完売)をリリースして注目を浴びた初のオリジナル楽曲「側にいれば」を筆頭に、浮遊感が漂うアシッド~サイケデリックな要素を纏った「Earthy Smells」、小気味いいリズム&ブルース「日曜の昼下がり」、ロックステディ・ナンバー「My OnlyChef」といった彩り豊かなオリジナル楽曲群に加え、彼らが影響を受けているアーティスト達のカバー「Muriel(原曲:Alton Ellis)」、「My Summer Love(原曲:Ruby & The Romantics)、「Blue Yes Blue(原曲:Dawn Penn)」など、全10曲を収録。清々しさが溢れる、風通しの良いアルバムに仕上がった。レコーディング&ミックスは中村督(POTATO STUDIO)、マスタリングは山崎翼(Flugel Mastering)が手掛けている。Levi’s® TAILOR SHOPによるオリジナル刺繍をあしらったジャケット・アートワークにも注目して欲しい。 プロフィール 2016年10月に結成した湘南出身のShoko(Vo)とAkilla(Gt)によるデュオ。それぞれが幼い頃から音楽好きな両親や兄妹の影響を受けて、ブルースやスカ、レゲエ、ソウルなどのブラックミュージックに親しむ。2018年10月、初の音源となる2枚の7inch 、『Country Road』 と 『憧れの場所』 をリリースし、瞬く間に完売。2020年3月、自身のレーベル『PAPILLON』を立ち上げ、待望のオリジナル楽曲『側にいれば』を7inchと配信シングルとしてリリース。これまで自分たちの耳で聴いてきた音楽をベースに、ジャンルという枠に縛られない音楽を作り続けている。
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ジ・エレクショナルズ / オトイレカシテクダサイ
¥1,500
サイクルショップすずめ時代のベストセラー作品が久しぶりに入荷致しました。この普遍的でずっとそばにある音楽を継続してオススメします。大柴裕介さんが「彼らの唄は、僕の心に巣食う根暗を”それも立派な正義”だと言って肩を叩いてくれた」という言葉を帯に寄せているけれど、ほんまにその通りだと思う。かつて僕は”表現”というバンドが掻き鳴らす音と咆哮に心酔していた。ただ彼らが”琥珀の島”へと旅立ったことで僕の気持ちは乖離した。その溝を埋めてくれたうえに多大なるプラスαを投与してくれたのがジ・エレクショナルズである。僕にとってはやっぱり孤高の知性よりも隣の兄ちゃんの存在が大切なのだ。正義から眼を逸らすという行為は、また別の正義に眼を向けるという小さくて大きな行為行動である。こんなに素晴らしいバンドの素晴らしい音源は、そうそうない。
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Karavi Roushi / 清澄黒河
¥2,420
Format : CD NEW Produced by Aquadab Mixed & mastered by Tetsumasa Artwork by Takara Ohashi 数多のTRAP勢とは一線を画する、この国の現代詩を確実にアップデートする衝撃作。全曲を手掛けたAquadabの洗練を極める超ハイブリッドなビートの河に、飛び石の如く置かれた平易かつ純度の高い言葉たち。君はひとりじゃないよ、と語りかけてくる多くの音楽や人間が欺瞞に満ちたものであることが白日の下に晒されて久しいが、本作はどこまでいっても独りきりだ。ひとり、ひとり、なのだ。だからひとりじゃない。それはアントナン・アルトーの黒く澄んだ独白と同義だ。現行するハウスミュージックを体現し、刷新するNERO IMAIたちと共に、またこの国のフロアを混濁させ攪拌する起爆剤の誕生に心から祝福を!恐るべしHydro Brain MC's ! Tracks: 1. P1 feat.Young Love (4:18) 2. 30 Second Flat (3:10) 3. S Apollo (3:01) 4. Cyberia Remix (3:03) 5. Metal (4:14) 6. trrH (3:35) 7. Love Supreme (2:58) 8. THE DAKOTA feat.Socket (3:58) 9. Call U (3:23) 10. 999 feat.haruru犬love dog天使 (3:58) 11. Vihicle (3:34) 12. My Third Chance (Outro) (2:30)
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DEKISHI / CULT
¥2,200
Format:CD NEW “ふつう”の生活の中で血の滲むような鍛錬を繰り返した者だけが手にすることができる音と言葉。最初に断っておくが、本作を前に私は平静を保つことはできない。都会の空虚な広告看板や目眩しの電飾類を片っ端から叩き割っていくかのような舌鋒、愚鈍を極める行政対応を腰回りから腐らせる粘っこいビート。”いるべき場所など無い方が良い”と吐き捨てる覚悟。白夜の遥か先、そこには確かに異端が存在した。そう、コレは少々屈折した男たちによる純粋無垢なる生存権闘争だ。2020年圧倒的ベスト作品。 text by 土井政司 DEKISHI 『CULT』 Release Date:2020.12.23 (Wed.) Label:粗悪興業 Tracklist: 01. 切断 02. 荒地 03. Do My Thing 04. Matrix 05. 転向 06. Control 07. Ultimate Warrior 08. Dekishi Dandy 09. Skyline 10. Drive
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(SALE)AIWABEATZ – LIKE NO OTHER 2 (LP)
¥1,500
Format : Record (LP) NEW
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AIWASTONE - West Tokyo Drill Trakxxx Vol.2(CDR)
¥1,200
「自分のものよりよほど世界はおもしろく美しかった。ひとのつくった物語のなかに生きているほうが楽で居やすい。人生はキモい」というのは町屋良平の最新作『生きる演技』のなかに登場する一節であり、或いは『呪術廻戦』の乙骨憂太の術式は模倣、他者の術式をコピーして数多の呪術師を圧倒する。なんの話をしているんだと言われても私はAIWASTONEの話だとしか答える気はない。私たちは黒人や白人やラティーノになることはできない。無論、かつて生きた日本人の気持ちに寄り添うことだって叶わない。できることは誰かの用意した物語を生きること…だった筈だがしかし、引用と引用を掛け合わせて完全に独自のドリルビートを産み出す彼らの歩みを同時代に体感できるということは、今後についての可能性の話を孕んでいることの証明に他ならない。たぶん多くの人に勘違いされていると思うけれど、本来「洗練」とは地獄のなかにしか存在しない。
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BUSHMIND / 2019 DTW MIX (CDR)
¥1,000
2020年2月に大阪club STOMPで開催されたイベント「2x4」の入場特典として配布された(もちろん店主も行きました!)BUSHMINDのテクノミックスシリーズ「DTW MIX」の2019年版が待望のリプレス。前回入手し損ねた人はこの機会に是非!