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保坂和志 / 未明の闘争 オーサーズ・カット

¥1,980($12.62)

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保坂和志については複雑な感情を持っている。『未明の闘争』も保坂の最も尊敬する部分と最も苦手な部分が混在している。けれど初期作品にあまり興味のない自分にとっては保坂作品でどれか1冊を選べと言われたら本書になる。小説論3部作と並んで、これまで当たり前だと思っていた地平をひっくり返してくれた。なんだかんだで一番再読しているし、古本のストックも切らしたことはない。しかしながら講談社からの単行本も河出書房からの文庫本も長らく絶版状態が続いていた。と思ったら何とオーサーズカット版でリイシューされた。いつどこから読んでも何を読んでいるのかわからなくなる自由すぎるあの小説のどの部分がカットされ、どの部分が残されているのか?果たして赤面を禁じ得ないキャバクラの描写はどうなったのか?そして圧縮の技巧は作品をどのように変容させたのか?ぜひとも皆様の目で確かめて下さい。

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