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サミュエル・ベケット / どんなふう

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もうええて、わかったて、と言われようとも何度でも言う。サミュエル・ベケットが一番好きな作家。理解してるとかしていないとかはさておき、物体、物質、文体としてベケットの著作が好き。究極的にはそれだけありゃ何でもできる、とさえ思っている。どこが一番好きなのかと言われたら、これは山下澄人(だったかな?)も言うたけど、文学って気を抜くと真面目になってしまう、真面目というかシリアス?そして暗くなる。だけどベケットはずっとバカバカしさにとどまり続けている、それがすごいって。ほんまにそのとおりだと思う。こと文学に於いては真面目でシリアスなものは受けるけれど、バカバカしいものは忌避される。だから『伴侶』も『見ちがい言いちがい』も『いざ最悪の方へ』も『短編集』も絶版になる。由々しき事態だ。だから僕はベケットを読み続けるし書い続ける。50年ぶりに復刊したこちらはベケット最初の一冊に最適。新刊で入荷。

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