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ジル・ドゥルーズ講義録 絵画について
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難解な哲学書なんかを眉間に皺を寄せて読んでいると、然も書かれている内容を理解しているかのように思われるかもしれないけれど、はっきり言って理解なんてできるわけがない。思想家の佐々木中も言ってたでしょ、本なんて理解できてしまったらたちまち気が狂うって。とは言え、そこに書かれている内容の数パーセントでも自分の身体に入れたいと挑むことが面白くて、だからハウツー本なんかに手を出しちゃあいけない。難解でわからないことが大事なんやから。それにドゥルーズだって「絵画について」は最初からわからないことを前提に議論を進める。これめちゃくちゃ勇気をもらえるでしょ?ドゥルーズだってわからない。だからハイそれまでよ、ではなくてわからないなりに…というのでもなくわからなさをそのままに追求するから、取り上げられた絵画もまた哲学となる。それになんと言ってもドゥルーズの語り口は本当にかっこいい。僕の次回作『凹凸凹』の重要な参考文献のひとつ。
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